Story of FOU
FOUのはじまり

朝野代表とスカウトたち
団ではなく、地区ではなく、個人ではなく、
なぜグループなのか
こんにちは、GS-FOUの代表の朝野伸子です。
GS-FOUがどのようにしてできたのか、あなたは知っていますか?
すでにいくつもある活動方法の中で行うのではなく、新しくこのグループを作ったのには理由があるんです。
GS-FOUを生み出したのは、スカウト
2002年ごろにさかのぼります。神奈川県支部(旧)の西湘南地区(14ヶ団)では、レンジャー活動が活発に行われていました。レンジャーリーダーの横のつながりが強く、みんなでそれぞれの専門分野を生かし、スカウトのプロジェクトを団の枠を超えて地区として支えていたのです。
「保育エイドに挑戦したい!!」
「カヌーの楽しさを教えたい!!」
「スノボに挑戦してみたい!!」
「ほかの支部のレンジャーとの出会いの場を作りたい!!」
「国際交流をしたい!!」
などなど毎年出てくるスカウトの思いの中からサポートできるものをサポートできそうなリーダーが支えてきました。スノーボードをやりたいというスカウトの声を受けて、始めたスキーキャンプは何年か続きました。その後、友団主催の宿泊スキーキャンプとして発展し地区編成が変わった今も続いています。
米軍基地のアメリカガールスカウトと
私の出会い
私は、個人的に国際交流に興味や関心が強く、WP(ウエスト・パシフィック)主催のウィンターカンファレンスに参加しました。それがきっかけで米軍基地のリーダーととても仲良くなり、彼女たちの行事にいろいろ呼んでいただけるようになりました。そこで、国際交流希望のレンジャースカウトとともにThinking DayやTama Campなどに参加しました。
関東周辺の米軍基地には神奈川県に3つ、東京都に1つあります。それぞれの基地にはアメリカのガールスカウトが活動しています。基地周辺の日本の団にも、それぞれ長い交流の歴史があります。でも基地から少し離れた地域のスカウトたちが交流の場に現れると場違いな感じを受けました。同じスカウトで私たちは姉妹でもあるはずなのに、なぜこうなるのかと悩みました。
原因は基地の交流担当者と日本側の担当者と国際交流に興味があるリーダーたちとのつながりがないからなんだと気づき、反省しました。
自分たちで企画して招待しよう!
まずは、自分たちでUS側を招待し、レンジャーのみでなく、ブラウニーやジュニアにも広められる楽しい国際交流の行事を地区レンジャー企画で交流会として始めてみました。
第1回目は、日帰りで逗子の青少年の家を利用し、日本の文化の紹介をする企画をしました。日米のスカウトが仲良くなるには、1泊することが必要だと考え、その後ハロウィーン一泊交流企画が始まったのです。私は、スカウトの企画を持続させるために基地周辺の団リーダーや他の団との連携を作ろうと努力していました。
市の要請で交流事業を展開している・他の地区のスカウトを巻き込むのは難しい・地元の団を巻き込むだけですでに手がいっぱい・自分の団の窓口のみしている・・・などなど。なかなか調整ができなくて四苦八苦していました。
同じ思いの仲間を集めよう!
第1回目の運営で活躍したレンジャーが翌年ヤングリーダーとなり、こんなあたふたしている私を見て、すてきなアイデアを出してくれました。同じ思いの仲間でグループを作ろう。国際交流の情報を共有できるようにしよう。GS-Friends of US (ガールスカウト日米交流友の会)というグループ名を彼女たちが考えました。
米軍基地のガールスカウトと日本のガールスカウト姉妹との楽しい交流が広くできるようさまざまな国際交流の情報をお知らせしたい。それが私やFriends of USのグループメンバーの願いです。

代表 朝野伸子
GS-FOUについて
※GS-FOUの会則は下記よりPDF形式にてダウンロードできます。
GS-FOU会則(PDF 166kb)
<組織概要>
団体名:ガールスカウト日米交流友の会
English Name:GS-Friends of US (GS-FOU)
代表:朝野 伸子
設立年:2004年
お問合せ:こちらのページまで